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マンション管理士とは

マンションを管理するスペシャリスト

適切なマンション管理を行うためには専門的な知識が必要になります。
実際にマンションの管理に携わっている人の全てが、最初から専門的な知識を身に着けているとは限りません。
適切なアドバイスを行いながらスムーズにマンション管理が実現するようにサポートする役割を担うのがマンション管理士です。
マンション管理に携わっている人から相談を受けるだけでなく、住民の方から相談に乗る場合もあります。
様々なアドバイスを行いながらマンション関連のトラブルを解決するために役立つコンサルタント的役割を果たします。

参考:マンション管理士とは?

資格を取得する方法

国家資格であるマンション管理士になるためには、国家試験に合格することが前提になります。
マンション管理士の国家試験は特に受験資格が設定されていません。
年齢や学歴に関わらず、どなたでもチャレンジできるため挑戦しやすい資格になります。
ただし、試験は一年に一回しか実施されていないため、受験のチャンスを失ってしまうと一年先になってしまうので注意しましょう。
受験の申し込みは毎年9月中に受け付けており、本試験は11月末に実施されます。
マークシート方式の四択問題が出題されますが、しっかり試験範囲を勉強していなければ正しい解答を選ぶことができない結果になります。
合格率は例年10%にも満たない一桁台なので、決して簡単な試験ではありません。

なお、既に管理業務主任者の資格を取得済の方は、マンション管理士の試験内容でマンション管理適正化法に関連する問題が免除されています。
管理業務主任者の方が合格率は高いため、最初に合格してからマンション管理士を目指す方もいますし、合わせて勉強をしてダブル合格を目指す方もいます。
いずれの資格も不動産業界で重宝されることから、業界関係者やこれから就職を目指している人にとってはぜひ取得しておきたい資格の代表的な存在です。

マンション管理士に必要なスキル

国家試験に合格するまでが大変な道のりですが、無事に合格を果たしても実際にマンション管理士としての役割を果たすためには必要なスキルを習得していなければ活躍するのは難しいです。
実務経験を重ねることで少しずつ実力をアップさせていくものですが、基本的なスキルとして初対面でも良い信頼関係を構築できることが重要になります。
相手とうまくコミュニケーションを図ることができなければ、相談をされても適切なアドバイスを返すことができません。
また、どんなトラブルに対しても柔軟に対応できる判断力と解決力が重要になります。
資格を取得できたからといっても即戦力として仕事に従事するのは難しいかもしれません。
とにかく実務経験を重ねることが大切なので、失敗を恐れずに自信を持って仕事に従事することが大切です。